皮膚を切開することなく、SMASを含む深部支持組織の引き締めから、口横やあご下の脂肪によるもたつきまで、部位や目的に合わせて治療します。
フェイスライン、頬、あご下、首まわりを深い層から整え、自然な引き締まりを目指します。
SMAS(Superficial Musculoaponeurotic System/スマス)とは、皮下脂肪のさらに深い位置にある、表情筋と皮膚をつなぐ筋膜性の組織です。
顔の輪郭や表情の動きを支える役割があり、加齢に伴って菲薄化や組織の脆弱化が進み、支持力が低下すると、頬やフェイスラインのたるみにつながります。
顔のたるみは、皮膚のゆるみだけで起こるものではありません。
皮下脂肪の下垂、脂肪層を支える組織のゆるみ、SMASや靭帯の支持力低下、骨格の変化など、複数の層が関係しています。
そのため、たるみ治療では、どの層に原因があるのかを見極め、それぞれに適した治療を行うことが重要です。
ウルトラセルZiには、熱の加え方が異なるドットHIFUとリニアHIFUがあります。
たるみの状態や脂肪の厚み、治療する部位に合わせて使い分けることで、深部の引き締めから部分的なボリュームの調整まで行います。
SMASを含む深い層から引き締める
ドットHIFUは、狙った深さに点状の熱を加える照射方法です。
SMASを含む深部支持組織に熱を届け、組織の収縮とその後の修復反応を促すことで、頬やフェイスラインを深い層から引き締めます。
フェイスラインのゆるみ、頬下のもたつき、輪郭のぼやけ、首まわりのたるみなどが気になる方に適しています。
口横やあご下の脂肪によるもたつきを整える
リニアHIFUは、超音波エネルギーを線状に連続して照射し、脂肪層を広く加熱する照射方法です。
口横やあご下など、脂肪による部分的なボリュームを整え、フェイスラインをすっきり見せることを目指します。
口横のもたつき、あご下や頬下の脂肪が気になる方に適しています。
顔全体の脂肪を減らす治療ではないため、頬こけが気になる部分や、ボリュームを残した方が自然に見える部分を避け、必要な範囲に限定して照射します。
HIFUの超音波エネルギーを狙った深さに集束させ、皮膚表面を大きく傷つけることなく、たるみに関係する深部の組織へ熱を加えます。
皮膚表面だけを引き締めるのではなく、SMASを含む深い層からフェイスラインや頬を整えたい方に適した治療です。
フェイスラインやあご下は、皮膚のゆるみに加え、皮下脂肪の厚みや下垂が重なりやすい部位です。
深部支持組織を引き締める照射と、脂肪層を広く加熱する照射を使い分けることで、二重あごや口横、頬下のもたつきを整えます。
たるみ治療は、出力を強くしたり、照射数を増やしたりすればよいわけではありません。
脂肪によるもたつきが強い部分へ適切に照射する一方で、頬こけしやすい部分や、立体感を残すべき部分への過度な照射は避ける必要があります。
当院では、皮膚の厚み、脂肪の位置と量、骨格などを確認し、
を分けて照射します。
メスを使って皮膚を切開することなく、皮膚の内側へ熱エネルギーを届けます。
施術後の赤みやむくみなどが比較的軽く、日常生活への影響を抑えながら受けやすいたるみ治療です。
ハイドロフェーズは、RF(高周波)によって、真皮から脂肪層の線維中隔などの皮下支持組織を立体的に加温する治療です。
一方、ウルトラセルZiは、超音波エネルギーを狙った深さへ集束させ、SMASを含む深部支持組織の引き締めや、部分的な脂肪のもたつきを整える治療です。
真皮のハリ不足、皮膚のゆるみ、脂肪層のもたつきなど、皮膚から皮下組織までを広く加温して整えます。
SMASを含む深い層からの引き締めや、口横・あご下などの部分的なボリューム調整を行います。
たるみの原因が複数の層にまたがる場合には、ハイドロフェーズで真皮から脂肪層、皮下支持組織を整え、ウルトラセルZiでさらに深い層へアプローチします。
異なる深さと熱の加わり方を組み合わせることで、皮膚のハリ不足からフェイスラインのもたつきまで、多層的なたるみ治療を目指します。
ウルトラセルZiは単独でも行えますが、たるみの原因や肌状態に合わせて他の治療を組み合わせることで、より自然でバランスのよい改善を目指します。
RF(高周波)の熱エネルギーによって、真皮から脂肪層、皮下支持組織を立体的に加温するたるみ治療です。
ウルトラセルZiでSMASを含む深部へアプローチし、ハイドロフェーズで真皮や脂肪層の線維中隔を整えることで、複数の層を包括的に治療します。
深い層からの引き締めに加え、皮膚のハリ不足や脂肪層のもたつきも整えたい方におすすめです。
コグと呼ばれる突起のある糸を皮下に挿入し、下がった脂肪や皮下組織を物理的に引き上げる治療です。
ウルトラセルZiは、熱によって深部支持組織の引き締まりを目指しますが、下垂した組織を大きく移動させる治療ではありません。
頬の下垂やフェイスラインの崩れが強い場合には、糸リフトを組み合わせることで、より分かりやすいリフトアップ感を目指します。
骨格の支持力低下や、加齢によるボリュームロスが関係している場合に組み合わせる治療です。
ほうれい線やマリオネットラインだけを埋めるのではなく、頬、こめかみ、中顔面、あご周囲など、原因となっている土台の変化を確認したうえで治療部位を選択します。
ウルトラセルZiで深部を引き締め、ヒアルロン酸で不足した支持力や立体感を補うことで、自然でバランスのよい輪郭を目指します。
皮膚のハリ不足、浅いたるみ感、皮膚支帯周囲のゆるみが気になる場合に組み合わせる肌育注射です。
ウルトラセルZiでSMASを含む深い層を引き締め、ジャルプロスーパーハイドロで皮膚支帯を含む浅い支持構造や肌のハリを整えます。
異なる深さへアプローチすることで、より自然な引き締まりを目指します。
フェイスラインのもたつきや口角の下がりには、筋肉による下方向への引っ張りが関係していることがあります。
特に、広頚筋によるフェイスラインへの下向きの力や、口角下制筋による口角の下がりが目立つ場合には、ボトックスを組み合わせることがあります。
ウルトラセルZiによる深部の引き締めと、ボトックスによる筋肉の緊張バランスの調整を組み合わせ、輪郭や口元を整えます。
ウルトラセルZiの施術後に、赤み、むくみ、熱感、違和感が気になる場合に組み合わせることがあります。
超音波による振動や温熱作用を利用して、治療後の肌コンディションや組織の修復をサポートし、ダウンタイムの軽減を目指します。
ケアシスは、エレクトロポレーションにより、保湿・鎮静成分を肌へ導入する治療です。
ウルトラセルZiの施術後に生じる赤みや熱感、乾燥などを落ち着かせ、肌の水分バランスを整えます。
施術後の肌をやさしくケアし、ダウンタイムをできるだけ抑えたい方におすすめです。
治療回数は、たるみの程度、脂肪量、皮膚の厚み、治療する部位によって異なります。
深部の引き締めを目的とする場合は、半年に1回程度のメンテナンス治療としておすすめすることがあります。
口横やあご下など、脂肪によるもたつきを整える場合は、施術後の変化を確認しながら、複数回の治療をご提案することがあります。
ハイドロフェーズや肌育治療と組み合わせる場合は、肌状態や治療目的に合わせて治療間隔を調整します。
施術中は、熱感、チクチクとした刺激、骨に響くような感覚を感じることがあります。
施術後には、以下の症状が生じる場合があります。
多くは一時的な反応ですが、照射部位や出力、肌質によって症状の程度や期間には個人差があります。
まれに、熱傷、皮膚障害、知覚異常、神経障害などが生じる可能性があります。
また、照射する部位や設定によっては、脂肪量の変化や頬こけ感が目立つことがあります。脂肪を減らしたくない部位では、照射範囲、深さ、出力を慎重に調整します。
施術後数日は、過度な飲酒、サウナ、長時間の入浴、激しい運動を控え、保湿と紫外線対策を行ってください。
以下に該当する場合は、治療を行えない、または肌状態を整えてからの施術をご提案することがあります。
治療前に、肌状態、既往歴、内服薬、アレルギー、使用中のスキンケア製品などを確認したうえで、施術の可否を判断します。
以下に該当する場合は、治療を行えない、または医師の判断により延期することがあります。
治療前に、既往歴、内服薬、アレルギー、過去の美容医療歴、現在の肌状態を確認したうえで、施術の可否を判断します。


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